●圧着工具とは?
圧着端子、圧着スリーブの圧着に使用します。
銅線用裸圧着端子や銅線用裸圧着スリーブの電線コネクタを用いて電線を圧着・接続する接続工具です。
主に機器用配線、屋内配線に使用します。
配線の接続には圧着の他にハンダ付けがありますが、馴れないと上手く出来ませんし、コテの温度調整が必要などわずらわしいので、このような専用工具さえあれば圧着作業の方が確実な配線の接続が可能です。
先端から順に1.25SQ、2SQ、5.5SQ、8SQ(8AWG相当のワイヤーの圧着が可能)となっています。 ホームセンター等で購入できますが、4,000円前後なので利用度が少ない場合はプロショップ等で借りるのもよいかもしれません。(プロショップならもっと太いワイヤーを圧着できる工具がありますよ。)
大抵は圧着が完了しないとレバーが開かない構造となっているので、圧着ミスが防げるようになっています。また、圧着完了後には端子、スリーブの圧着部分に呼び寸法(1.25SQとか2SQ等)が刻印されるようになっています。
〔種類〕
◆大別すると、手動片手式工具、手動両手式工具、手動油圧式工具、電動油圧式工具に分類され、
一般に使用範囲(端子呼び寸法)は、手動片手式工具で14mm2まで、手動両手式工具で100mm2まで、手動油圧式工具で150mm2までとなっております。
◆手動片手式の中で、銅線用裸圧着スリ−プの終端重ね合わせ用E端子(リングスリープ)の圧着工具は、これ専用のリングスリーブ用工具となります。
この工具はグリップが黄色に指定されており、リングスリーブ用と銘記されています。
〔使い方注意事項〕
◆端子の呼び寸法と同じ呼びのダイス位置にて圧着を行って下さい。
◆圧着する電線の断面積は、使用端子の電線抱合容量の範囲でおつかい下さい。
◆電線の芯線部が端子から約1mm出た状態で圧着して下さい。
◆端子を入れる方向は、端子のロウ付部がオンダイス側にくるようにして下さい。
◆片手式圧着工具では成形確認機構(ラチェット機構)によつ、圧着が完了しないとハンドルが関かない構造になっています。ハンドルが開くまで荷重を加えて下さい。
◆手動油圧式工具では圧着完了のショック(定圧弁が働いた時)を感じるまでハンドル操作を繰り返して下さい。
◆電動油圧式工具では圧着完了のショック(定圧弁が働いた時)を感じるまでスイッチを引き続けて下さい。
◆圧着が完了した時、使用したダイスが確認できるよう端子に圧着マークが付くようになっています。
【注意事項】
1・活線の圧着やその付近での作業は行わないで下さい。感電する恐れがあります。
2・電線に適合する電線コネクタ(端子、スリーブ)を使用し、その電線コネクタに適合する工具をお使い下さい。使用を誤ると圧着不良により、火災の原因になる恐れがあります。
3・作業時にダイス部やハンドル部に手などを挟まないように注意して下さい。怪我の恐れがあります。